小説 秒速5センチメートル 新海誠
新海誠監督を知るきっかけになった作品の小説を今更ながら初めて読みました。
小説が出ていることを知らなかったわけで(^^;;
映画と小説で印象が全く違うのはやはり第3話でした。
とくに、映画だとほとんど人物像がつかめなかった水野が小説ではきちんと登場してます。
別れのメールの文面も少し違うけど、3年間どんな付き合いだったのかなどなど、これ以上書くとネタバレせずには表現できないのでやめておきますが、水野に対しても、貴樹に対しても印象がとても良かったです。
その一言だけが、切実に欲しかった。
貴樹の心情を描いたこの一文が、今の自分の心情に重なって旨に突き刺さりました。