四月になれば彼女は 川村元気/著

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書店で平積みになっていて、ウユニ塩湖の写真と新海誠監督の書評?に惹かれて購入。

 

なぜ人は恋をするのか

なぜ人は結婚するのか

終始この2つについて考え続ける作品でした。

 

特に共感できたのはタスクという人物。

自分は結婚できない、そういう未来はない気がする。ずっとひとりでいるしかない。

そんな考えが今の自分に通じるところがあって、それを改めて文字で見ると腑に落ちて来ました。

とにかく彼の言葉にいちいち共感に近いものを感じました。

 

はじめて付き合った彼女ハルが自分の中では、だいぶ昔の映画ですが「ただ、君を愛してる」のシズルに重なりました。

写真を撮る女子という共通点があるからかもしれないですが、読みながら何度もシズルを思い浮かべてしまいました。